日本人の悩みの一つ、肩コリ(首コリ)
どうして起きてしまうのか。原因と対策を書いていきます!
肩こり
日本人の約70%以上は肩コリ・首コリを感じるとのデータが出ています。(以下参照)
全国10万人の調査より、“首筋・肩こり”は疲労の要因に過去5年の肩こり事情、2021年が最多の72.5%首筋・肩こり県民1位「岩手県」、ゲームの時間はそのまま肩こり時間に一般社団法人日本リカバリー協会のプレスリリース(2022年6月14日 13時00分)全国10万人の調査より、“首筋・肩こり”は疲労の要因に過去5年の肩こり事情、2021年が最多の72.5%首筋・肩こり県民1位「岩手県」、ゲームの時間はそのまま肩こり時間に
(昔の厚生労働省のデータでは約9割の人が感じているというデータも。)
肩こりによる体の不調も様々で、頭痛、めまい、吐き気などの自律神経症状、眼精疲労、歯の痛み、睡眠の質低下など様々です。
主な原因
- 長時間のスマホ、パソコン、ゲーム
- 長時間のデスクワーク
- 姿勢の悪さ
- 夜遅い仕事、不規則な生活
- 睡眠不足
- 運動不足
- 筋疲労の蓄積
- 冷え
- ストレス
などが原因となります。
今では当たり前にある、パソコンやスマートフォン、ゲーム機なども日常生活に普及した事で現代病となっています。
長時間のデスクワークやストレスが多くなる事で、筋肉に想像以上の負担がかかっています。
体の血流循環が悪くなる事で筋肉の緊張も強くなり肩コリ、首コリに繋がっています。
また、現代の社会情勢による仕事や生活の変化、外出の頻度の減少、運動の機会が減ったことも原因と考えられます。
そういったことが原因で肩コリが起こりやすくなり、睡眠の質が低下、体の疲労が抜けない、体の循環が悪くなる。肩コリが起こる…
というように悪循環に陥り、肩コリが慢性化してしまうのです。
硬くなっている筋肉
後頭下筋群(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)
僧帽筋、肩甲挙筋、大菱形筋、小菱形筋
胸鎖乳突筋
胸筋(大胸筋、小胸筋)
腸腰筋(腸骨筋、大腰筋)
その他にも、斜角筋、鎖骨下筋、上腕二頭筋、起立筋、小腰筋など、関連する筋肉がたくさんあります。
体の姿勢は猫背となっている方が多いです。肩と頭が前に出るようになり、背中は丸くなります。(それぞれの姿勢の癖などがあるので個人差があります。)
その時には上記の筋肉がそれぞれ緊張状態となり悪い姿勢を維持する働きをしてしまいます。
辛くなる首肩周囲の筋肉だけではなく、腕や胸、腰などの筋肉にも緊張が起こっています。
様々な筋肉の緊張により、良い姿勢を取ることが出来ず同じ筋肉に負担が増えてしまうので、全体の緊張状態を緩める事も必要です。
対策
- 適度な運動・筋トレをする
- 同じ姿勢を長時間取らない
- お風呂にゆっくり浸かる
- 好きなことをする、リフレッシュする
- 体を冷やさない、暖める
同じ姿勢を取っていると血流が悪くなり、筋肉の緊張が強くなってしまうので適度に体操したり運動することで、筋肉が固くならない様に防止します。
お風呂は体を深部から暖め血流循環が良くなり筋緊張の緩和、副交感神経を優位にし筋肉が緩みやすい状態にします。
好きなことをすることで、ストレスの発散(交感神経優位な状態を緩和)して筋肉の緊張を和らげてくれます。また、睡眠の質も上げてくれるので体の疲労も取れやすくなります。
体の緊張状態を緩和させるだけではなく、心も力の抜ける状態にする事でより一層、肩コリ首コリの辛さから抜け出すカギになります。